ドラゴンクエスト考察(ロトと天空)をYouTubeにアップしました!
私の活動の根幹をなしている「ドラゴンクエストの世界観」、今回その考察の一部「ロトシリーズと天空シリーズの比較」をYouTubeにもアップしてみました。
考察の内容に関しては当ブログやメルマガですでに伝えている通りですが、一応以下にもまとめておくと、
「ロトシリーズから天空シリーズへの移行には、今の時代を<生きる上でのヒントが隠されている。すなわち、かつては『ロトシリーズ』のように、正義・悪の定義が明確になっており、勇者のように正しいとされる定められた道に従うのが善とされていた。しかし、今は『天空シリーズ』のように、正義と悪の線引きはもはや明確にはできなくなっている。そもそも「何が正しいか」というのはその人の置かれている立場によって変わるのであり、そんな相対的世界の中で自分が主役になれる理想的な世界を自分の手で確立していくべき」
といったものですね。
もちろん、ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二先生が、実際にこのようなメッセージを込めて制作したかどうかということはわかりません。実際には全く別のメッセージが込められているのかもしれません。
ただ、「考察自体が実際に正しいかどうか」といったことは、私の活動においてはそれほど重要なことではありません(個人的に気にはなりますが)。
私は前回の記事で、「客観的事実ではなく主観的視点に価値がある」ということを書きましたが、それはまさに、このドラクエの考察においても言えることです。
「ドラゴンクエストに上記のようなメッセージが込められている」というのは私の主観にすぎません。しかし、それでいいのです。主観であっても、仮にその考察に対して「なるほど!」「面白い」と共感してくれる人が多くあらわれ、その人たちが「自分も今の生活を見つめ直し、自分が主役となれるステージを見つけて世の中に新しい価値を生み出していこう」という思いを抱くのであれば、その考察は非常に価値のあるものだと言えます。
現に今回私がこの考察をYouTubeにアップしたのは、より多くの人にこの考えを共有してもらいたいからです。以前から伝えている通り、私はこういった考えを共有できる仲間を増やしたいと思っています。そして、それぞれがネットを使って自分なりの価値を生み出していき、社会にプラスの影響を与えていければいいと思っています。
要は、考察というものは「正しいかどうか」ではなく「面白いと感じるかどうか」ということが重要なのです。
今ある物や現象をどのように捉えるかで、その価値が変わってきます。人は、別の人の主観的考えに強い影響を受けるものです。主観的な捉え方というのは場合によっては多くの人を引き寄せ、社会に革新を起こすほどの力を発揮するものなのです。人の主観的視点というのは、それほどの大きな力と可能性を秘めたものだと思います。
前回の記事の繰り返しになりますが、情報発信においては自分のオリジナル(主観的視点)を重視すべきでしょう。
ちなみに、ドラゴンクエストの考察に関しては、その第二弾も近いうちにYouTubeにアップロードするつもりです。そして「いつかドラクエの制作にも何らかの形で携われればいいな~」なんてことも思っています(笑)